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M3482●江戸明治和本等>捨子教誡のうた[捨子教誡乃宇多・捨子教誡乃謡]早印本

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M3482●江戸明治和本等>捨子教誡のうた[捨子教誡乃宇多・捨子教誡乃謡]早印本

●江戸明治和本●捨子教誡のうた[捨子教誡乃宇多・捨子教誡乃謡](原装・早印本) 【判型】半紙本1冊。縦225粍。 【作者】徳応寺義典(錦水)作・跋。念一苔洲・湛然序、精斎学人跋。 【年代等】安政4年1月作。同年3月湛然序。同年7月苔洲序。安政5年2月精斎学人跋。文久元年10月刊。[京都]鈍斎蔵板。菱屋友七ほか売出。 【備考】分類「教訓」。『捨子教誡のうた』は、「世に哀れなる挙動(ふるまい)は、片田舎なる風俗(ならい)とて、其身貧しき世渡りに、生れくる子を悉く、育てん事のならぬ故、不便(ふびん)ながらも捨(すて)にきと、いへば一往理(こと)はりの、有(ある)に似たれどさにあらで、無慈悲なりける限りなり…」のように七五、七五と続く暗誦しやすい美文で、捨て子や間引きを重々戒め、我が子を精一杯育て上げるべきことを主として仏説に基づいて諭した教訓。巻頭に山上憶良・藤原兼輔の名歌と捨て子禁制・養育義務の高札を掲げた後、所々教訓画を挿んだ本文を載せ、末尾に「捨子教誡乃謡附録」として門徒向けの教訓書『宗徒用心』下巻120章からの抜粋を収録する。胎児が生まれてくる時の苦しみや、天地の形や神仏の姿を備えた赤子を殺す罪の重さや禽獣にも劣る行為たること、そのような極悪非道に対する報いを述べ、あるいは間引き・捨て子に及ぶ事情を戒め、あるいは丙午の俗説を否定し、さらに、出生は人力の及ばぬ深き因縁によること、自らも父母に限りなき苦労をかけて養育されたことを思うべきこと、捨て子・間引きによる家運衰微や子孫断絶を避けて善事をなすことなどを説く。「附録」も七五調で綴った同様の教訓で、慈悲、殺生、因果応報、陰徳等の仏説に加えて、正直、子育て、法度遵守、家業出精、孝行などの通俗心得にも言及する。なお跋文には、大人から子供まで、また、仏縁のない読者にも広く啓蒙することを意図して本書が編まれたことを記し、本書普及のための施印を呼びかけている。なお、作者は出雲国安来(やすぎ)(安城)・徳応寺の住職で、脱稿時42歳であった。 ★原装・題簽付・概ね美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。 ◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。

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